2024/01/15 07:30

このシリーズの最終回。

何故キラーワードの【超テロテロ】を売りにしなかったのか?

です。


当時はスモールでスイングインパクト2.5インチがサイズを問わなければ圧倒的に釣れました。
それこそ1日3桁バイトは普通。1時間20匹チャレンジとかやってました。
アベレージは15~20cm程度でしたが。
ただ、スイングインパクトが何故か全くダメな日が1か月に数度ある。
その時に圧倒的に釣れたのがRZ-HSADシリーズ。
(後日紹介しますが、前から言ってるんだけど売れないから誰もやらないあるセッティングをするとシミーフォールをします。)
もっと動くように超々テロテロにしたら無敵じゃん!!
と添加剤を配合したらこれぞハンドポワード!というようなデロデロに。
それをひっさげスイングインパクトで魚の付き場を確認してRZ-SHAD投入。
スイングインパクト2.5インチに迫るバイト数が出ます。
が、フッキングが全然決まりません…
ならばリベンジとさらに添加量を増やしても状況は変わりません。
逆に針持が悪くなりストレスが溜まります。

そんななか、知り合った方が某メーカーのテスター?モニター?でご自身でワームの自作を始めてメーカープロジェクトになってるという。
そこで自分の状況を話してみるとその方も同じ現象が起きるという。
そんな情報はどこ探しても出ていないので確信に変わり、
もう一度経験したこと、動画で見たことを総合してみると一つの現象がかなりの確率で欠落していました。
セカンドバイトがない
ということでした。
推測するに、スローなものを仕留めようとしたときあまりに柔らかく口に入りきらない場合に2撃目を入れないで落ち着いて安全な場所までもっていってしまうのではないか?
群れていても獲物に力を加えなくて済む分泳ぎに力を使えるのではないか?
というを考えました。
超テロテロはフッキングがよくなるのは実は副産物で第一は口の中に入ってしまうことが重要だと。
もったいぶった割にごくごく普通の当たり前のことですが、皆さんの思考は多分フッキングでいかに針先を出すか?
をイメージされてると思います。

例えばショートバイト。
本当にすぐ離しているのでしょうか?
あまりにも超テロテロでフッキングしないのでラインテンションを微妙にかけ続けていると、うちのノンソルトでフォーミュラー等使っていないものでも2~30秒くらい持っていくことも多々ありそれでもフッキングしない事も結構ありました。
フックまで咥えきっていなくそのままの状態。ある意味ショートバイトですが、ついばんだままで終わりということも…
また、市販品の様に安くご提供できないのでフルキャストで飛んでいく率を下げたいというところもあります。
意図したアクションが出るギリギリの硬めでまずはリリースしていました。

ただ、今年から硬度の設定を変更し物によっては2~3種の硬度展開をしていくかもしれません。

この話はあくまでも

【余りにも柔らかめで作ると思ったほど釣り切れない】

ということで柔らかい事が悪いことではなく色々な事にアジャストする一つの手段が柔らかいものであって絶対的なものではありません。
一つの例として下の画像は現在進行中のアングラーズチョイスのストレート6インチとその4インチをMODした商品R‐ストレート 4インチ。
例えば4インチをワッキーとした場合ざっくり2~3インチの大きさになりますし6インチなら3~4インチ程度のフォルムになりよりアクションと口の中に入るといったようにルアー形状や硬度で様々なリグと組み合わせて楽しまれると発見があるかもしれません。
実はあえて抑えていたのですが4インチはもっと柔らかいものを作ります。

逆に葦の中攻めるんだったらギリギリまで硬くしたいですよね?
作りませんがエスケープツインをもうちょっと硬くしたものとか…

トップウォーターがわかりやすいのですが、放置して咥えてもフッキングせずそのまま持って行かせてると結構長い時間咥えてることも多いですよ。
そういうのを体験したり変態どもから話を聞いたりしていると匂いや味必要?って思うのと、要素を入れすぎると何があっていないのかわからなくなるというのと、あくまでも人工物で釣りたいっていうのがあるから今の使用なんですけどね。

今回のシリーズはどうでしたか?
というか…結構言わなくていい事書いてる気もするけど良いか。
何かあればコメントくださいね~