2024/08/09 11:52

バスやんが琵琶湖釣行に連れてってくれて亀ちゃんが下見してくれて、うめさんが遠路はるばる顔出してくれるという野球でいえば4番的な超VIP待遇でした。

残念ながら釣れなかったけど、とても思い出に残る釣行でした。

アメブロでは楽しい釣行をプロレス的に書きましたが、こちらでは持ち込んだワームについて深掘りを。


モデルは

かんちゃんシリーズ5インチの左上から

・シャッドテール

・パドル

・ピンテール尾長

・同ショーティ

の4種。

マテリアルは

左はテストマテリアルC

右上はVer2

右下が旧ソフト

硬度は見た目では判断できません。

夜釣りの為アクションはわからないからマテリアルタイプによるウィードとの接触感とかの解説と軽くモデル紹介。

基本的に共通ボディでテールタイプが違うのが【かんちゃんシリーズ】の特徴です。
詳しくはこちら→モデル&コンセプトをご覧ください。


まずはシャッドテールのテストCで。
かなり柔め。
ベースになるタイプが5-6種類配合違いであり成分は同じはずなのになんかソフトに配合したものとミディアムに配合したものともっちり感が違うのでテストしてる物。
うちのマテリアルは硬めのゼリーの様に切れにくいんだけど切れ始めるとフロロの様に途端に傷が広がっていくのが困っていた。でも張りがあるのでフックが滑りホールド性が良くなかったのでスリットをオミットしたけどテスターからはフッキングが悪いと言われ続けていたけど対応策がなかった。配合ミスで作ったものが張りはやや落ちやや柔めでもっちり感が出てきてグミの様な粘りが出てソフトVer2とした。
もう一歩踏み込んでテストCを持ち込む。

反応がなくパドル。
竿が硬くウィードに触れているかが中に潜り切らないとわからない...orz
このパドルはなんとなく作ったらスイミングでなんか良いと言われる。
30cmくらい離して1g〜適当なウエイトでキャロやスプリットにするとふらふらだらしなく泳ぐ。
でも俺はむしろ今の様なウィードポケットをライトテキサスやフリーリグで使おうと思っていたけどノーシンカーでやるとは...
かえすがえすも竿の番手あげすぎた...
琵琶湖はこの『ウィード』があるかないか、密度はどうかで竿の番手が大きく変わるので本当に読めない...
食ったらフッキングは決まるだろうし、ウィードに潜られても引きずり出せるパワーがあるけどこのワームには強過ぎる...
柔らかい割にはフックポイントも出にくいな〜と思っていてもどうしても力が入ってしまうのでウィードをだいぶ引っ掛けたけどもうダメっていう壊れ方はしなかった。

次はピンテールオナガ&ショーティ
一見ミドスト系に見えるけどジャークベイトとして作った。旧ソフトでは余り動かなくボディ後方に重心がある為ロールもかなりさせにくい。が、うめさんはサクッとショーティのミドストで釣った💦
多分かなり柔らかくしたので動く様になったんだと思う。それでもデスアダーの様には動いてないと思う。
俺はジャークもI字もフォールもしたけどダメだった...

俺の竿だとテストCはウィードの状況を感知しにくく対応が遅れワームがまとわりつき過ぎるのでVer2の方が使いやすかったけど、2人にモデルやテストCの硬度は評判は上場で現場で欲しているものがようやく理解できてきたので釣れなかったけどとても楽しい釣行だった。

そして持ち込んだカラー
EXチャート/チャートフレーク
皆さんが思っている【アピールカラー】とは違う認識。
本当は満月だったら良かったんだけど、月明かりがあればワンチャン...

右:ノーマル
左:EX
これが染料原液でブラックライトを当てると...
こうなるわけです。
(蓄光とは違います)

扱っていただいている唯一の店舗のかかし釣具店のオーナー様から教えてもらったチャート系の語られない部分。
スピナーベイトのスカートもそうです。
ただ、現在では規制や技術進歩によって
『そう見えるだけ』
とか弱い仕上がりがあるのでどちらが良い悪いわけではないですが、特に新しい物はブラックライト当ててみると良いと思います。
太陽、月明かりが強い時のチャート。
水質以外でも試してみてください。

次はWMB/チャートフレーク。
バスやんサイトでは黒く見えますが茶色味のあるWM。
グリパンは個人的に余り好きではないですが、ケイテックのグリパンは赤味が強く好きなので寄せてみました。
ZBCのWMに近いかも。
ある色を足しているのでちょっと青味が強いですね。
そして表面エッジにブラウンが乗るちょっと変わったカラーです。
バスやんがエビの目が金に見えるというのでWM/ゴールドフレークのゴールドフレークをチャートフレークに。
ホワイトバック/クリアベリーオーロラホロ
作るのが手間&困難なツートンカラー
今は製法を変えある程度は安定して作れるようになったけど、それでも手間のかかり方、気の使い方は10%くらいしか変わっていないから作りたくない。
でもうちの通常シャッドテールでは本当はツートンをノーシンカーでまず使ってどれだけスピードレンジが広く流れに強い上にフックが多少ずれてもスピードを落とせばほぼ泳ぎきるのをみてもらいたいから作りたい気持ちもある。

今またデザインをしているワームがあります。
思惑だけでいえばノーシンカーのスイムからテキサスの打ち込みまでできる予定ですけど予定は未定ですw